こんにちは!食洗機に頼りっきりのmomo-mammyです。
ビルトイン食洗機をお得に交換できる方法を知りたい方に朗報!!
ビルトイン食洗機って業者の人に依頼しないと交換できないイメージがありますが、実は自分でも交換できちゃうんです。
しかも、自分でやれば費用も13万円OFF♪
交換にかかった時間は2時間程度でした。
やってみようかなぁという方は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
- 最新のPanasonicビルトイン食洗機
- 交換費用の比較
- 自分でビルトイン食洗機を交換する場合の様子
- 自分で交換する場合のメリットとデメリット
※一回り小さいミドルタイプはこちら
食洗機交換の経緯
元々使用していたビルトイン食洗機はPanasonicのNP-P45VD2Pです。
- 幅45cm
- 深型(6人用)
- スライドオープン
- 購入時179,760円(工事費込み)
今の家に引っ越してから15年、ずっと快適に動いていていたのに急なエラー表示。
「パワフル」と「スピーディ」が点滅して、食洗機がいつまでも止まらない事態に!
説明書を見てみると、「機内の水漏れ不良」とのこと。
マンションなので水漏れは怖い!
慌てて使用をやめました。
修理で直ることを期待してPanasonicに修理依頼
引越しを検討している最中での故障だったため、すぐに交換の決断はできず修理で直ることを期待してPanasonicへ電話しました。
購入して15年経っているので、電話番号が変わっていました。現在の電話番号は「0120−878−554」です。
1週間後に来ていただけることになりましたが、その間の手洗いが辛くて辛くて…
今までいかに食洗機に頼っていたかを実感しました。
しかし1週間後、修理にきてもらうも部品の在庫がなく修理不可とのこと。
15年も経ってるからしょうがないですよね…
それでも乾燥だけは使えるそうで、しばらく乾燥だけ使用することに。
ちなみに、修理はしなかったのですが出張料がかかりました。
修理の有無に関わらず、出張料3,850円がかかります。
もし部品があって修理してもらう場合は、相場は19,400円程度(出張費・作業料・部品代込み)とのこと。
最新(2022年)のPanasonicビルトイン食洗機
食洗機が使えない1週間で、我が家にはなくてはならないモノだということを実感したので、もし引っ越すことになったとしても「購入する」という判断に至りました。
サイズが合えば別のメーカーに入れ替えることも可能ですが、我が家は元々使用していた「Panasonic」にすることにしました。
元々使っていたパーツも再利用でき、最低限の作業で済むからです
Panasonicビルトイン食洗機のラインナップ(幅45cm・深型があるシリーズ)
元々使用していたサイズと同じものへの交換が一番簡単なため、幅45cmの深型に絞って検討しました。
交換可能な機種は次の4種類です。上位機種から順に記載しています。
型番 | 年間節水・節約 | 定価(税込) | グレード・特長 |
---|---|---|---|
[9Plusシリーズ] NP-45MD9SP |
節水 約57.7t 節約 約24,200円 |
285,000円 | ・「液体洗剤自動投入」や「ナノイーX」などの便利機能搭載 ・ECONAVIつき ・ムービングラック(上部ラック)つき |
\購入した機種/ [M9シリーズ] NP-45MD9S |
節水 約57.7t 節約 約24,200円 |
224,000円 | ・ハイグレードモデル ・ECONAVIつき ・ムービングラック(上部ラック)つき |
[V9シリーズ] NP-45VD9S |
節水 約53.7t 節約 約21,300円 |
202,000円 | ・ハイスタンダードモデル ・ムービングラック(上部ラック)つき |
[R9シリーズ] NP-45RD9S/K |
節水 約52.3t 節約 約19,400円 |
193,000円 | ・ベーシックモデル |
この交換可能な機種はPanasonic公式サイトで簡単に調べることができます。
元々使っていた機種が「NP-P45VD2P」ではない方は、下記ボタンより使用していた機種の型番で検索してみてください。
買い替えの際の工事費用
以前使っていたものも170,000円程度だったので、買い替えに200,000円くらいすることは覚悟していたのですが、それにしてもイタイ・・・
我が家は家電購入の際「ビックカメラ」をよく利用するので、どのくらい工事費用がかかるかを見たところ33,000円(税込)でした。
本体+工事費用で230,000円程度かかることに・・・
何か手はないかと調べてみると、ビルトイン食洗機の交換は自分でもできるとのこと!
しかも、本体はネットショップだと最安110,000円程度で購入できることがわかりました。
対応機種で金額を見比べるも、最上位機種以外は数千円の差しかなかったため、比較的高機能な「NP-45MD9S」を選択しました。
下の表はNP-45MD9Sを家電量販店と自分で交換をした場合にどのくらい金額差があるかを分かりやすくしたものです。
本体代 | 工事費 | 合計 | |
---|---|---|---|
家電量販店で購入する場合 | 212,300円 | 33,000円 | 245,300円 |
ネットショップ + 自分で交換 | 110,000円 | 0円 | 110,000円 |
差額 | 102,300円 | 33,000円 | 135,300円 |
なんと、自分で取り付けた場合は135,300円もお得に!!
うまく取り付けられない不安も若干ありつつも、「ダメだったら業者に頼もう」と考え自分で取り付けをしてみることにしました。
交換の流れ
注文して2日で届いた食洗機。大きい!!
ものすごく重いのかと思いきや、大人が2人いれば案外普通に持てます
前の食洗機の取り外し
まずは元々ついていた食洗機を取り外します。
取り外すためには次の作業が必要です。
- 止水栓を締めて水を止める
- 給水配管を取り外す
- 電源コンセントを抜く
- 排水配管を取り外す
- 食洗機を引き抜く
❶ 止水栓を締めて水を止める
水を止めるための「止水栓」は食洗機の下またはシンク下に食洗機専用のものがあることが多いようです。
ですが、我が家の場合は食洗機専用の止水栓がなかったため、キッチン全体の水を止める止水栓で水を止めました。
赤四角の部分にあるネジをマイナスドライバーで締めます
❷ 給水配管を取り外す
止水栓の下に「給水配管」がありますので、結合部のナットをスパナなどで回して取り外します。
❸ 電源コンセントを抜く
電源コンセントは、我が家の場合はIHクッキングヒーター下にある引き出しの奥にありました。
いくつかあるネジを外すとパネルが外れ、その後ろにコンセントがあります。
❹ 排水配管を取り外す
食洗機下についているパネルを外します。
奥に配管が見えますので、下部についている針金を外してから引き抜きます。
なお、白い部分は新しい食洗機でそのまま使えるので残しておきます。
これを引き抜くのが一番苦戦しました
❺ 食洗機を引き抜く
一人で持てない重さではありませんが、かなり大きくて不安定になるので両側を二人で支えながらまっすぐ引き抜きます。
食洗機の中に水が残っている場合があるので注意。なるべく斜めにしないように引き抜きましょう!
比較的あっさり抜けますので、危なくない場所に移動しておきます。
残った台枠の部分は新しい食洗機に使えるので、取り外さずに残しておきます。
新しい食洗機の取り付け
取り外す時とは逆の手順で取り付けていきます。
途中、コードを束ねるパーツがあったり、「フィラー」というパーツの取り付けがありますが、付属されていた「取付設置説明書」を見ながらやれば問題なくできました。
念の為、こちらにもリンクボタンをつけておきます。
- 食洗機を入れる
- 排水配管を取りつける
- 電源コンセントを差す
- 給水配管を取りつける
- 止水栓を開け水が出るようにする
- 試運転をする
❶ 食洗機を入れる
取り付け前に、本体上部に「フィラー」というパーツをつけます。
両面テープでつけるだけなので簡単!
次に、コード類を付属のビニールテープで固定します。
ホースや電源ケーブルに気をつけながら、新しい食洗機を入れます。
同メーカー同サイズなので、問題なくスルッと入りました!
ホースとケーブルは子供に持ってもらい、食洗機を入れる前に奥に入れてもらったらスムーズにできました
❷ 排水配管を取りつける
狭い場所で作業がとてもやりずらいですが、残しておいた白いパーツに排水ホースを取り付け、付属されている針金で締めます。
❸ 電源コンセントを差す
コンセント側にケーブルを回し、コンセントとアース線を差し込みます。
パネルを元に戻せば完了です。
❹ 給水配管を取りつける
給水ホースを給水栓側に回し、元々繋がっていた管につなぎます。
実は我が家はここでトラブルが!
給水栓と食洗機の配管を繋ぎ合わせるパーツ(下の画像の赤四角)が、古い食洗機からどうやっても固くて取り外せないという事態に。
どうしようもないので、ホームセンターで同じものを購入してきました。
「フレキパイプ用ニップル」という商品で、173円で購入できた安価なものです。
なお、サイズはご家庭によって様々かと思いますので、購入の際は事前にサイズをご確認ください。
水道用品コーナーにありました!
❺ 止水栓を開け水が出るようにする
最初に水を止めるために締めたシンク下の止水栓を開け、水が出るようにします。
❻ 試運転をする
付属の取付設置説明書に記載されている方法で、正しく動作するか試運転を行います。
試運転モードはすぐに終わります。
- シャワー音(バシャバシャという音)がするか
- 水漏れがないか
- ドアを開け、庫内の水が排水されているか
- 電源が入っていない状態で水が出ていないか
問題なければ、食洗機本体したにあるカバーを閉じて作業完了です!
面材の取り付け
実は、今まで食洗機の表面がブラックだったのにシルバーになることが気になり、別売りのドアパネルも別途購入しました。
届いた時はただのベニア板のようなものが届き心配しましたが、取り付けてみたらいい感じになりました。
- 四方についているフレームのネジを外す
- 板の裏面に付属の両面テープを貼り本体に貼り付ける
- フレームを戻す
作業完了!!
作業開始から約2時間、ようやく作業完了です!
無事に自分で交換することができ、ほっと一安心。
新しく取り付けたPanasonicのビルトイン食洗機「NP-45MD9S」は、後ほど使用感を別記事にてご紹介したいと思います。
ビルトイン食洗機の処分方法について
我が家の地域ではビルトイン食洗機は「粗大ゴミ」扱いで800円の費用がかかりました。
処分方法は地域ごとに異なりますので、お住まいの地域の廃棄方法にて処分しましょう。
自分で交換することによるメリット・デメリット
実際に交換してみて感じたメリットとデメリットは次の通りです。
- 費用が13万円もお得になった
- 同メーカー同サイズなら作業は思ったより簡単
- 2時間かけて作業が必要
- 2人で作業が必要
- 処分の手間がかかる
- 何かトラブルがあった時に保証がない
メインで作業をした主人は「疲れたー」と言いながらも、13万円のコストダウンに「いい仕事した!」満足そうでした♪
万が一取り付けできなかった場合は
やってみたけど上手く行かなかった・・・
そんな時は、プロにお願いするのが一番です。
【くらしのマーケット】は地域の業者が多数登録しており、ビルトイン食洗機の取り付けをしている業者もあります。
ただし、基本は商品の購入から取り付けまでを請け負っているのが通常のようなので、取り付けのみしてもらえるかどうかは業者によって異なるかと思います。
お近くの地域の業者に一度ご相談してみるといいかもしれません。
まとめ/ビルトイン食洗機は自分で交換できる!
今回は「自分でビルトイン食洗機を交換する方法」についてのお話でした。
自分で交換するメリットは何といっても
費用が13万もお得になる!!
ということです。
作業は2時間程度で、2人いればそれほど大変な作業ではありませんでしたので、ぜひこのブログを見ながらチャレンジし、お得を実感してもらえたら嬉しいです♪
このブログではPanasonicの「NP-P45VD2P」→「NP-45MD9S」への交換の様子をお伝えしましたが、作業方法は基本的にどの機種でも同じです。
対応機種については、Panasonic公式サイトの「買替え対応機種検索システム」で事前に確認してから購入しましょう!
新しく取り付けたPanasonicのビルトイン食洗機「NP-45MD9S」は別記事にてご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください♪
※一回り小さいミドルタイプはこちら