こんにちは!プログラミング好きの小学6年生がいるmomo-mammyです。
小学校でプログラミング教育が始まったことにより、プログラミング教室があちこちにオープンしました。月謝は1万円くらいと意外に高額です。
むすめがプログラミングに出会った小学1年生当時、
女の子だから将来に繋がるかわからないし、高額の月謝を払ってまで習いにいくのもなぁ〜
と思い、教室に通わせることはしませんでした。
ですが調べてみると、プログラミング教室でも使用する『scratch(スクラッチ)』という言語は、自宅にパソコンがあれば会員登録するだけで無料で誰でも使えるということが判明!
やらせてみたところ、プログラミング教室に行かなくても独学でscratchを習得し、教室に行かなくても十分習得できることを実感しました。
今回は、娘がどのように学んだかをご紹介したいと思います。
これから「子どもにやらせてみたい」と考えている方の参考になったら嬉しいです♪
楽しいよー!
むすめが独学で学んだ方法
むすめは小学1年生でプログラミングに出会い、教室に通わず独学で学び習得しました。
学んだ言語はプログラミング教室でも使われている『scratch(スクラッチ)』です。
scratchとは、子ども向けに開発された「ビジュアルプログラミング」です。
一般的なプログラミング言語とは違い、命令がブロック状になっているので、直感的に操作することができるのが特徴。
独学ではどの程度の習熟度かがわかりづらいのですが、むすめは6年生でより難しいことを学びたくなりプログラミング教室へ通い始めた際に先生に伺ったところ、スクラッチは習わずとも十分習得できているとのこと。
独学でもある程度のレベルまで学べていることが分かりました。
そのため、むすめはプログラミング教室では中学生クラスに混じってPythonなどのテキストコーディングを学ぶことになったのでした。
そんなむすめが自宅でスクラッチを学んだ方法は次のとおり。
- 一番かんたんな本を購入して一通りやらせてみる
- 人が作った作品を見てみる
- 好きなように作らせてみる
- 色々な本で気に入ったゲームなどを作ってみる
- 検定にチャレンジしてみる
- わからないことはコーダー道場できく
子どもが一人で読めるレベルの本を購入して一通りやらせてみる
わが家が最初に購入した本はこちらのシリーズ。
この本は「1」もありますが、書かれている説明が古いバージョンのアプリで説明されているため、これから始めるなら「2」の購入がおすすめ。
この本は3年生であれば1人で読みながらできるくらいの内容なので初めての本には最適です。1〜2年生の場合は親子で読み進めながらの方がいいかもしれません。
簡単なゲームを作りながら基本的な操作が身につけられます。
人が作った作品を見てみる
スクラッチでは他の人が作った作品を見たり遊ぶことができます。
こんなのも作れるの!?
と驚くような作品もたくさんあり、とてもいい刺激に。
さらに、スクラッチではこんなことができます。
- 人が作った作品のプログラムの中身をみる
- 人が作った作品をアレンジする
最初は人が作った作品の数値を変え、どのように変化するかを見てみることもとても勉強になりますよ!
好きなように作らせてみる
自分で好きなようにあちこち触ってみるのもおすすめです。
アプリ内はどこを触っても壊れることはないので安心してください
操作に慣れてきたら、自分ができることを組み合わせた簡単なゲームなどを作ってみましょう。
むすめは「いろいろゲーム」というものを作りました。
- クリックするとお金が溜まる
- 音楽を流す
- メッセージを入力する
そんな単純なものですが、どのような機能を作るか考えたり、背景にこだわったりと色々と試行錯誤することでかなりレベルアップしました。
このとき作ったゲームが、むすめがプログラミングに夢中なるきっかけだったと私は思っています
色々な本で気に入ったゲームなどを作ってみる
子どもがスクラッチにハマってきたら、色々な本を見ながら気に入った作品を作ってみると、どんどん上達していきます。
むすめが気に入っていた本をご紹介しますね!
Scratchおもしろプログラミングレシピ
初級向けの本です。ゲームだけではなく、便利ツールなどの作り方も掲載されています。
絵がかわいくて字が少ないので、子どもが一人でも「できるかも!」と思えるような本です。
また、この本には「micro:bit」のゲームも出ていて、むすめはこの本がきっかけでmicro:bitにもハマりました。
10才からはじめるゲームプログラミング図鑑
やっぱり子供はゲームが大好き!楽しみながら作るのが一番ですよね♪
この本ではレーシングゲームや迷路など8種類のゲームを作ることができます。
好きなゲームだけ作るのもいいし、作ったものを自分好みにカスタマイズして遊ぶのもおすすめです。
どすこい!おすもうプログラミング
1問1答形式で記載されているところが特徴です。少し上達してきてから読む方がいいかもしれません。
気になるところだけやってみるのもアリ
パズルやゲームも収録されていて、読みごたえがあります。
Scratchではじめる機械学習
この本は上級向けです。scratchを一通り学んで物足りなくなった時に読むと、scratchの新たな機能を知りまた夢中になっていくきっかけになると思います。
機械学習というのは、画像認識や音声認識などの機能を活用したAIプログラミング。
例えばカメラで自分を写し、画面に現れたモノを手で払い除けるなんてこともできるんです。
この本にはジャンケンゲームや着せ替えアプリなどが収録されています。
お子さんの好みに合ったものを準備してあげてください♪
検定にチャレンジしてみる
ある程度上達してきたら検定にチャレンジしてみると、自信がつきモチベーションも上がります。
現在、スクラッチで受験できる検定はこちら。
名称 | 種類 | 受験料 | 会場 |
---|---|---|---|
ジュニア・プログラミング検定 | Entry(4級)〜Gold(1級) | 2,400円〜3,000円 | 近隣のパソコン教室 または自宅 |
プロ検 | レベル1〜レベル6 | 2,100円〜8,700円 | 近隣のプログラミング教室 |
日商プログラミング検定 | Entry | 3,300円 | テストセンターなど |
ジュニア・プログラミング検定
ジュニア・プログラミング検定は子ども向けの検定なので、初めて挑戦におすすめの検定です。
Entry (4級) |
Bronze (3級) |
Silver (2級) |
Gold (1級) |
|
---|---|---|---|---|
試験時間 | 30分 | 40分 | 40分 | 50分 |
受験料(税込) | 2,400円 | 2,600円 | 2,800円 | 3,000円 |
出題例 | 例:おいかけっこ ゲーム |
例:レースゲーム | 例:計算ゲーム | 例:シューティングゲーム |
公式テキストが販売されていて、そのテキストに掲載されている問題と類似のものが出題されるので、一度やっておくと安心です。
この本だけで4級から1級まですべて学べます!
個人で受験する方法は2種類あります。
- 各地のパソコン教室で受ける(随時)
- 自宅で公開試験を受ける(年2回)
試験の申し込みは会場に直接予約をいれればOK!わが家は「ひよこパソコン教室」で受験しましたが、とても対応が良く安心して受験できました。
わからないことはコーダー道場で聞く
独学で勉強していると分からないことが出てきた時に詰まってしまい、誰にも聞けずにモチベーションが下がってしまうということがあります。
ですが、そんな時に助けてもらえる「CoderDojo(コーダー道場)」という無料でプログラミングのことを相談できる場所を見つけました。
別で記事にしたので、よかったら合わせて読んでみてください♪
scratch(スクラッチ)の始め方
現在はscratch 3.0版というブラウザ版が主流で、無料で使うことができます。
「Scratchではじめよう!プログラミング入門」という公式サイトで会員登録すると、すぐに使えるようになります。
なお、ブラウザ版はインターネット環境が必要です。
インターネットにつないで使わせたくない場合は、古いバージョンのダウンロード版を使うという方法もあります。
まとめ
プログラミングの「スクラッチ」は、プログラミング教室に行かなくても独学で十分学ぶことができるものです。
自分で試行錯誤しながら習得したという自信と経験は、子どものこれからの人生においても大きな力となります。
むすめがプログラミングを学ぶことで感じたことは・・・
- 3年生くらいになれば一人でも学べる
- 独学でやることで自分で考える力、分からないことを調べる力がついた
- 検定を受けることで目標がはっきりし、モチベーションが上がった
ぜひチャレンジしてみてください♪
検定のことは、この本で知りました。小学生でもとれる検定は、他にもたくさんありましたよ!