思考力と創造力を育む、現代型の通信教育として注目されている『ワンダーボックス』。
ゲームみたいだけど効果はあるの?
何年もやっていると飽きるのでは?
50年以上の歴史のある通信教材「進研ゼミ」とは違い、まだまだ情報の少ないワンダーボックス。
始めた当初は、なんだかゲームで遊んでるようで勉強になるのか!?という思いもありましたが、やってみて納得。
小2の息子が1年やってみました
勉強に直結する内容ではありませんが、
- 自分から課題に取り組む習慣づけをする
- 自分で課題を解決する力がつく
- 自分のアイデアを形にする体験をする
といった効果を実感しています。
さらに、学校の勉強が難しくなってくる高学年になる前のタイミングで、こういった体験ができたことは大きな意味があったと感じています。
この記事では、ワンダーボックスでどんなことが体験できるかと、1年やってみて感じた効果や様子をお伝えしたいと思います。
ワンダーボックスってどんな教材?
ワンダーボックスは従来の通信教材のように国語・算数など勉強そのものを学ぶのではなく、思考力と創造力をはぐくむことを目的としたSTEAM教材です。
STEAM(スティーム)教育とは、文部科学省が推進している5つの教育領域を対象にした教育理念のこと。
従来の教育とは異なり、自ら考え主体的に行動し創造する力をはぐくむ教育です。
- Science(科学)
- Technology(技術)
- Engineering(工学)
- Art(芸術)
- Mathematics(数学)
文部科学省が推進している新しい教育です
対象年齢は4〜10歳
ワンダーボックスの対象年齢は4〜10歳。
届く教材は大きく分けて4歳〜(未就学児)と6歳〜(小学生)の2種類で、学年ごとに異なる内容が届くわけではありません。
この一覧は「はじめてボックス」と「セカンドボックス」以外は一例で、わが家に届いたのも掲載されているものとは違うものでした。
長く続けても内容がかぶらないように作られているように感じます
教材はアプリとキットの2種類
ワンダーボックスの教材は「アプリ教材」と「キット教材」を組み合わせたもので、遊びながら楽しく学ぶことができます。
つぎの4種類が定期的に届きます
小学生はワークブック以外どの学年でも同じものが届きます。
ワークブックは「1・2年から」「3・4年から」の2種類。(テーマは同じで難易度が違う)
希望すれば1・2年生でも「3・4年から」を届けてもらえます
アプリ教材は自宅のスマホやタブレットで受講
アプリ教材については、自宅にあるスマホまたはタブレットに専用アプリをダウンロードして受講します。
細かい操作が多いので、画面が大きいタブレットでの受講がおすすめ
わが家は FireHD10 という10インチ画面のタブレットを使っています。
FireHDシリーズは子どもアカウントを作ることができ必要なアプリのみ登録できるので、子どもが別のアプリで勝手に遊び始めてしまう心配もありません。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
実際に届いた教材
ワンダーボックスのホームページに掲載されている教材一覧は3ヶ月目以降に届く内容は一例です。
2023年5月から始めたわが家に届いた教材はこれでした。(3ヶ月目以降からの4つ)
下の画像はタップすると拡大します
届いた時の箱はそのまま教材の収納につかえます。
箱に書かれているナゾの答えをアプリに登録すると新しいコンテンツができるようになります
【キット教材】トイ教材の内容
切って貼る・組み立てる・対戦するなど、毎回ちがった趣向のものがとどきます。
アプリと連動していて、作ったものを取り込んで遊んだり、撮影して投稿したりすることも。
【キット教材】ワークブックの内容
毎回異なるテーマで、頭をつかって条件をクリアしながらゴールをめざす迷路のような問題です。
最後には自分で問題を作るページもあり、親も解かされます(笑)
小学生のワークブックは「1・2年生むけ」と「3・4年生むけ」の2種類があり、希望すれば学年以上のものに変えてもらうことも可能です。
お問い合わせフォームから連絡すればOK
ちなみに、問題は「なぞぺ〜」や「算数脳めいろ」に掲載されている問題と似ています。
あとで調べたら、ワンダーボックスを運営している社長さんが書いた本でした
【アプリ教材】毎月10種類ほど配信
コンテンツは毎月いくつか入れ替わりますが、常時10個程度のコンテンツができます。
コンテンツの種類は大きく分けて5種類。
- 年間を通して取り組むアプリ
- 不定期で配信されるアプリ
- トイ教材と組み合わせるアプリ
- ワークブックと組み合わせるアプリ
- 対戦アプリ
1つのコンテンツごとのボリュームが多く、とても全部をやりきることはできません。
やりきれない前提で受講を検討しましょう
わが家は受講して6ヶ月たちましたが、「一通りやってみてから好きなコンテンツをやり込む」という方法でいいかなぁと思っています。
時間制限もできる
つぎの3つがそれぞれ設定できるので、やり過ぎてしまうことはありません。
- 1日の最長時間
- 連続時間
- 休憩時間
わが家は1日60分で、30分ごとに5分休憩するようにしています
教材を使っている様子
むすこは家に教材が届くと、必ずアプリで新しく配信されたコンテンツに飛びつきます。
新しく配信されたものが気になるようです
一通り気になるコンテンツをやったら、次はトイ教材。
切って貼る・組み立てる・対戦するなど、毎回ちがった趣向のものがとどくので、楽しみの1つになっています。
どの教材もやりごたえのあるボリュームがあるので、何日かかけて取り組む感じです。
教材は意外と場所をとらず、届いた時の箱を活用して机の棚にしまっています。
【6ヶ月後レビュー】夢中で継続中
受講しはじめたばかりは楽しくて夢中になっていても、しばらく経つと飽きてしまうのではという心配もありますよね。
息子は1年生のときに別の教材を受講していましたが、まさにその状態でした。
そのため、2年生になりワンダーボックスに変え、現在は6ヶ月ほど経ったところです。
息子との様子はというと・・・
まったく飽きていません。夢中モード継続中!
様子を見ていると、随所に飽きない工夫がされているのを感じます。
- 定期的にコンテンツが変わる
- 週ごとに内容が変わるコンテンツもあり
- ネット対戦などのイベントもある
- 作ったものをアプリで取り込んで遊べる
- 勉強的な要素がない
息子は毎日かかさず1時間取り組んでいます
【1年後レビュー】一定の効果を実感
正直にいうと、始めて10ヶ月ほどの頃から飽きてきました。アプリのコンテンツに興味がわかなくなってしまったようです。トイ教材も届いて数日ほどだけで、やらなくなってしまいました。
ですが、そもそも何年もやることを想定して始めたわけではなかったことと、一定の効果を感じているので結果的には満足しています。
1年やってみて感じた効果は、
- 自分から課題に取り組む習慣づけをする
- 自分で課題を解決する力がつく
- 自分のアイデアを形にする体験をする
特に、課題を自分の力で解決する力がついたという点はとても実感があります。
これ難しいなぁ〜
といいつつも集中して取り組み、できた時は「よっしゃー!」っと雄叫びをあげ、達成感を感じている様子でした。
ワンダーボックスで積み上げた、自分で解決したという『成功体験』が今後に生きるのでは期待しています
低学年のうちにワンダーボックスで思考力をつけ、高学年での勉強につなげるという意味では1年間やってみる価値はあると思いました。
ワンダーボックスを受講するメリット・デメリット
ワンダーボックスを受講してみて感じたメリットとデメリットをまとめました。
メリット | ・子どもが自分から進んで取り組むようになった ・思考力がついてきている実感がある ・夢中で取り組んでいる ・遊びながら学べる |
デメリット | ・勉強に結びついているかが分かりにくい ・楽しくてもっとやりたくなってしまう ・時間を制限しないと視力低下が心配 |
さんすうの問題の解き方を理論的に説明してくれ、おどろいたことがあります。ワンダーボックスの成果!?
保護者向けサイトでできること
保護者向けサイト「ファミサポ」では、子どもがどのくらい取り組んだかを確認することができます。
- グレー → 1回も取り組んでいない
- 青 → 1回以上挑戦した
- 赤 → 一定回数の挑戦した
- 金 → やり込んだ
4段階で判定されるのみで、具体的な回数は表示されません。
息子はほぼ毎日1時間取り組んでいますが、それでも全部ゴールドにはならない程のボリュームがあります
子どもが作った作品も保護者メニューでみること可能。
子供も見てもらえると嬉しそうです
入会前に無料体験できる
ワンダーボックスは無料で体験することができます。
- ワークブック
- アプリ3種類
わが家も体験してから入会しました
ホームページでどこから体験申込みをしたらいいか分かりずらいのですが、「資料請求」から申し込むと体験キットが届きますよ!
こんなお子さんは特に向いています♪
- ゲームがすき
- 迷路やパズルがすき
- 考えることがすき
料金は月々3,700円〜
ワンダーボックスの受講料は12ヶ月一括払いで3,700円。
3種類の支払い回数から選べます。
支払回数 | 支払額 | 1ヶ月あたり |
---|---|---|
毎月払い | 4,200円 | 4,200円 |
6ヶ月一括払い | 24,000円 | 4,000円 |
12ヶ月一括払い | 44,400円 | 3,700円 |
12ヶ月一括払いだと6,000円もお得!
兄弟での受講はお得
兄弟で受講する場合は、アプリやトイ教材(共有可能なもののみ)が共有できるため、2人目以降は半額で受講できます。
1人目は3,700円・2人目は1,850円
→ 1人あたりの受講料は2,775円に♪
ワークブックなどそれぞれに必要なものは人数分届きます!
アプリだけの受講はできない
残念ながらアプリだけの受講はできないようです
アプリだけでもかなりのコンテンツ数があるのですが、トイ教材とのセット販売のみとなります。
ですが、トイ教材と組み合わせて使えるコンテンツもあり、自分が作ったもをアプリに取り込んで遊べるのはワンダーボックスならではだと思います。
解約は3ヶ月後から可能
ワンダーボックスは3ヶ月目から可能です。
最短受講期間は2ヶ月なので、入会してみて合わないと感じたらすぐ解約することができます。
マイページからできるので、電話するわずらわしさもありません
ワンダーボックスまとめ
ワンダーボックスは思考力と創造力をはぐくむ「STEAM教材」。
アプリとキット教材を組み合わせた教材で、遊びながら学べるのが特長です。
- ゲームがすき
- 迷路やパズルがすき
- 考えることがすき
資料請求のページから無料で体験ができるので、申込み前に試してみるのがおすすめです。下のボタンからワンダーボックス公式サイトで詳細がみれます。