こんにちは!プログラミングに夢中な小学6年生の娘がいるmomo-mammyです。
小学校でプログラミング教育が必修となったことで、「プログラミング教室に通わせたい」と考えている方も多いかと思います。
でもプログラミング教室って高いんですよねー
プログラミング教室でよく活用されているプログラミング言語は「scratch(スクラッチ)」というのですが、実は会員登録さえすれば無料で自宅のパソコンですぐに出来るんです。
ですが、独学で学ぶ場合に困ることが、分からないところがあり詰まってしまった場合、誰にも聞けないということなんですよね・・・
お父さんやお母さんが詳しいというお家は別ですが
娘は独学でscratchを学んだのですが、我が家は両親とも教えられず一人で勉強していました。
そんな折に、困った時に助けてもらえる「CoderDojo(コーダー道場)」という無料のプログラミング道場があることを知りました。
「無料」だと、
- 体験的なことしかできず面白くないんじゃないか
- 大したこと教えてもらえないんじゃないか
と思うかもしれませんが、CoderDojoは自主的にプログラミングを学び、分からないことをプロの方々に教われる場所なんです。
さっそく行ってみたのですが、娘はすっかり気に入ってしまいました
それでは、今回はその「CoderDojo」の様子についてお話ししたいと思います。
子供に独学でscratchを学ばせることを検討している方は、よかったらこちらも合わせてご覧ください♪
CoderDojo(コーダー道場)とは
CoderDojo は、7〜17歳を対象とした非営利のプログラミング道場です。2011年にアイルランドから始まり、世界では112カ国・2,200以上の道場、日本には208以上の道場があります。CoderDojo は全国各地で定期的に開催されており、延べ10,000人以上の子ども達が毎年楽しみながら様々な作品を創っています。
引用元/公式サイト
CoderDojoはプログラミング教室とは違い、先生が生徒に教材を使って教えてくれるような場所ではありません。
CoderDojoには基本「チャンピョン」という道場の運営者と、「メンター」と呼ばれる専門的な知識をもった方がいます。
参加者は「ニンジャ」と呼ばれ、ニンジャは自主性を持って自分のやりたい事をやり、分からない事があった時にチャンピョンやメンターに相談することができるといった場所です。
また、この道場はボランティアの方々で運営されているため、参加者は「無料」で利用することができます。
道場はどこにある?
日本には全国各地208ヶ所以上の道場があるようです。
娘が参加した道場は市の施設にある会議室で開催されていました。無料での開催のため、そういった場所での開催が主ではないかと思われます。
また、オンラインでの参加も可能です。
開催頻度は道場によって様々ですが、月1回開催が多いように思います。
参加者はどれくらい?
娘が参加ところは3組〜7組の親子が来ていました。小学生以下は保護者同伴が必須でした。
参加者は比較的低学年の子が多いですが中学生も来ています。
自宅でscratchをやっていて、月1で道場に通っているようです。
毎回、初参加の子も何人も来ますよ!
必要なものは?
- パソコンやタブレットは自宅から持って行く必要があります。
- 時間が短いので事前に何をやるか、メンターに質問したいことを考えておくとスムーズに始められます。
もし何をしたらいいか分からない場合は、当日メンターさんに相談するといくつか紹介してもらうことも出来ますよ!
学べる言語は?
道場にいるメンターさんによりますが、下記言語を主に学べるようです。
- Scratch
- micro:bit
- Webサイト
- Raspberry Pi
- Minecraft
- Python
- Ruby
- JavaScript
- Viscuit, PHP
- 電子工作
Scratchはだいたいどこの道場でもやっています
どんなことをするの?
- 10分間ガイダンス
CoderDojoやメンターの紹介
- 50分間プログラミング
自分で作りたいものを作ります。メンターさんに相談も可能!
- 30分間発表会
作った作品をそれぞれ発表します。(強制ではありません)
こちらは娘が参加した道場の例で、道場によって多少異なると思います
開始時間になると、メンターさんがCoderDojoについて説明してくれ、その後は自由に自分の作りたいものを作る時間となります。
何を作ったらいいか分からない子には、メンターさんがおすすめのものを紹介してくれたりもします。
道場にはたくさんの本やmicro:bit(電気工作キット)なども置いてあり、自由に閲覧・使用することがきます。
6歳の息子も一緒に行ったのですが、息子は「micro:bit」に興味を持ち、メンターさんに使い方を教えてもらっていました。
そして、最後には今日作ったものを発表する時間があります。スクリーンに投影し、作ったものを参加者に見せながら発表します。
発表するかしないかは自由ですが、こういった発表の場を経験する機会はなかなかないので、良い経験になるなぁと思いました
CoderDojoのいいところ
独学で学んでいると、必ず壁にぶつかります。ぶつかった時、相談できる人がいないと、面白くなくなって興味が薄れてしまうといったことも。
親がプログラミングの知識がないならなおさらです。
我が家も私も主人もプログラミングの知識はほとんどないので、具体的なアドバイスはできず、娘は自分が知っている事や本やネットに出ている情報でしかプログラムを作ることができませんでした。
CoderDojoはそんな悩みを解決できる場所です。ここは「プログラミングをする場」というよりは「分からない事を相談できる場」という役割の方が強いように感じます。
家で作っているプログラムで困っていることを、道場に行ってメンターさんに相談するといった利用方法がおすすめです!
娘が初めて参加した時、自分の作ったプログラムが重くて困っているという相談をしましたが、すぐにプログラムを見て原因を特定してくれ、無事にスムーズに動くようになりました。
参加方法
参加には事前の申し込みが必要です。参加したい道場のホームページから申し込みをします。
メールでチェックインコードが届きますので、当日それを見せれば受付完了です。
まとめ
CoderDojoは全国各地で無料開催され、オンラインで参加することも出来ます。
興味があれば誰でも参加できますので、是非一度足を運んで(オンラインで参加して)みてください。
- 家でプログラミングを学んでいて分からないことを聞きたい子
- プログラミング仲間が欲しい子
- プログラミング教室だけでは物足りない子
もっと早く知りたかった!興味のある方は是非参加してみてください♪